一日2回(朝、夕)、犬たちのお世話をします。
清掃:犬たちの個室(床、壁、柵、クレートなど)や通路を次亜塩素酸水で消毒、水道水を流し、ワイパーで拭き取ります。常に清潔を保つよう心がけています。
洗濯:清掃に使った雑巾、汚れた敷物、おもちゃなどを洗濯します。
排泄出し:気持ちよく排泄させるため、犬たちをドッグランや施設内の散歩道に1日複数回出します。外の空気を吸ってリフレッシュさせます。
給餌:おうちの子のようにはいきませんが、可能な範囲で、その子の年齢、健康状態に合わせたフードを与えています。
飲み水交換:常に新鮮な水を飲めるように、一日2回交換しています。
投薬:病気を持った子には、必要な薬を餌に混ぜて与えます。被毛、目、耳などに、異常がある場合は、動物看護師の指示のもと、外用剤、点眼、点耳薬の投与を行います。
散歩:施設内の散歩道や、施設外で散歩をさせ、心身の健康を保ちます。必要な運動量は犬ごとに異なるため、その子に合わせて散歩時間を調整しています。
その他、ブラッシング、爪切りなど
HDTのトレーニングセクションではプロのドッグトレーナーを中心にスタッフ3名で日々のお世話の合間にトレーニングを行っています。
トレーニングで犬と人との信頼関係を築き、より絆を深め心身共に健康で譲渡を目的とした問題行動の改善に取り組み少しでも犬たちの苦手を楽しいことに変える努力をしています。
私たちメディカルセクションは、獣医師及び動物看護師で構成された医療サポートチームです。
“こころと身体のケア”
をモットーに、心身ともに傷ついた犬たちに寄り添う優しいケアを目指して活動しています。
レスキューした子は、まず動物病院にて健康診断、血液検査、ワクチン接種を行います。
治療や処置が必要な子には出逢いの森にて継続的に投薬などの医療ケアを行います。
また、介護や介助が必要な高齢の子や、病気を患っている子に獣医師による鍼灸治療やリハビリを行っています。
月に一度の定例メディカル活動では、体調管理、体重測定や予防薬の投与、リハビリやマッサージを行っています。
心や身体が傷ついた犬たちに寄り添い、人との関わりの温かさを伝えられるよう、そしてどの子も譲渡に導けるよう今後も活動をしていきます。